ストーリー 　コニャック地方の6つの地区の中でも最高峰のグランシャンパーニュ地区で、今では残り僅かな貴重な生産者がポールジロー。ジロー家は1635年からこの地に根ざし、代々農業を営んできた。家族はもともとブドウの木を栽培していたが、トウモロコシやその他の野菜、家畜のための土地も持っていた。記録によると、家族は1800年代初頭にコニャックの生産を開始した。 　ポールジローは、最初から最後までプロセス全体を処理する単一のエステートコニャックである。ブドウの木の栽培、収穫、ワイン造り、蒸留、熟成、瓶詰めはすべて家族の注意深い監視の下で行われる。「コニャックは自然の賜物」という考えのもと、全てのブドウを一つ一つ手で摘み、常に様子を確認しながらブドウを自然発酵させる。蒸留も一括して大量にすることはせず、異なる年の樽をブレンドしないというのも特徴的。 　伝統的な製法を守り、品質の高さで他のブランドとは一線を画している。 国 ： フランス　エリア：　コニャック　　 メーカー：ポールジロー 種別 ： 　ブランデー アルコール度数 ： 　40％ 熟成年数 ： 　unknown 特徴 ：すべての工程を自ら手作業 テイスティングノート 色合い　明るい琥珀色 香り　爽やかな皮つきのブドウの香り 味わい　ぶどうの味わいが広がり、爽やかさも感じられる

ストーリー 1765年ルイ15世の軍隊に属していたアイルランド人将校、リチャード・ヘネシーによりメゾンヘネシーが設立された。1794年には、わずか18年前に独立を勝ち取ったばかりの米国に初めて出荷して好評を博した。 ヘネシー家の家紋でありブランドロゴの『ブラ・アルメ(Bras Armee)』は斧を握り締めた腕をあらわす図柄。リチャードがフランスの市民権を獲得することにつながった、12年のフランス軍での軍歴を象徴している。 1865年リチャードのひ孫のモーリス・ヘネシーが、コニャックの品質格付けシステムを考案。品質の違いを星の数で示し、これによってV.S（Very Special）として知られるメゾン ヘネシー初の三ツ星コニャックが誕生し、このシステムは広まっていった。 V.S.O.Pという格付けは、コニャックをこよなく愛していたPrince of Wales（後のジョージ4世）がヘネシーに『Very Superior Old Pale(非常に優れていて、古くて、澄んでいる)コニャック』を注文したことにより使われるようになった。 国 ： フランス　エリア：　コニャック　　 メーカー：モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン 種別 ： 　ブランデー アルコール度数 ： 　40％ 熟成年数 ： 　2年以上 特徴 ：世界最大のコニャック生産企業 テイスティングノート 色合い　明るく輝く琥珀色 香り　ローストアーモンド、ブラウンシュガー、ぶどう 味わい　リッチでクリーミー、トースト、フローラルなフィニッシュ