2022/01/12 19:00

ロンドンの朝と言えばイングリッシュブレックファスト、夜にパブではフィッシュアンドチップス。では昼は?

イギリスと言えばもう一つ、アフタヌーンティーですね。
アフタヌーンティーとは、19世紀にイギリスで始まったとされる喫茶習慣です。

オペラの鑑賞などで夕食が遅くなりがちな上流階級のために、鑑賞の前に紅茶と共に軽食やお菓子を食べられるようにしたのがきっかけとされています。その後社交場としても使われたおしゃれなお茶会です。

アフタヌーンティーの前にイギリスのお茶習慣をお伝えいたしましょう。

イギリスと言えば紅茶のイメージが強いでしょう。その通り紅茶をすごく飲みます。お家でちょっと一息つくときや、友達が遊びに来た時など、一日に何杯も何杯も飲みます。本当にびっくりするくらい飲みます。

しかし外でお茶するときはどうでしょう。もちろん紅茶を飲む人もいますが、やはりコーヒーを飲む人が多いですね。

ロンドン人みなコーヒーが大好きです。ちょっと時間あればコーヒー飲みに行きますし、また安いです。安いところだと1ポンド代から飲めたりします。

そしてただコーヒーといっても吞み方のスタイルもいろいろとあって、みな自分のスタイルで楽しみます。エスプレッソ、ルンゴ、シングル、ラテ、アメリカーノ、コンパンナなど、まだまだありますがイタリア式のカフェの用語で各店で様々なメニューがあります。

もちろんスターバックスなどのおしゃれなシアトル系もありますが、イタリア系のカフェのが安くて美味しいので私は好みでした。
ちなみにお気に入りの飲み方はダブル・エスプレッソ・マキアートです。マキアート(Macchiato)『染みのついた』という意味で、エスプレッソの上にミルクの泡だけ載せて牛乳の染みを付けたというもの。
上の写真がそうですね。これが好きでいつも頼んでました。日本に帰って頼んだらキャメルマキアートと間違われて凹みました。
下はクリスマスシーズンのカプチーノですね。

アフタヌーンティーに戻りましょう。アフタヌーンティーは、3段のティースタンドに並べられて提供されるのが伝統的なものです。おしゃれな新しいスタイルやお手軽なものなど1段や2段のものも多いのですが、やはり3段だとテンション上がりますね。

下段にはサンドイッチ、中段にはスコーンなど、そして最上段はケーキなどデザートが並ぶのが基本スタイルです。これをいだきながら紅茶でゆっくりとした時間を親しい人と共もに楽しむ。これが至福の時間です。

ロンドンだけではなくイギリス中にホテルやアフタヌーンティーのお店はありますので、是非イギリスに遊びに行く際はアフタヌーンティーでゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

ちなみにこのお店はコッツウォルズでした。それではまた次回!YouTubeもよろしくお願いいたします。