2021/11/23 19:00

フィッシュアンドチップスの専門店、ザ・シーシェル・オブ・リッソン・グローブはロンドンで最高のフィッシュアンドチップスを出す店として地元でも大変人気のあるレストランです。

貧乏生活をしていた当時なかなかこんなお店は行けなかったのですが、仕事で日本からのお客様の接待についていかせてもらいとてもラッキーでした。

フィッシュアンドチップスの店と言ってもパブではなく、あくまでレストランなのでお店の雰囲気もとてもシックで落ち着いています。

メインがフィッシュアンドチップスですが、それだけではなく前菜やデザートなどもしっかりとしたものが充実しています。

シュリンプカクテルにシーザーサラダ、アボカドサラダなど、メインの揚げ物を食べたくなくようなさっぱり且つクリーミーな前菜たち。

合わせるビールはジョン・スミス・エキストラ・スムース。イギリス北ヨーク州にある1758年創業のジョン・スミス醸造所で造られるエールビールです。

たまにはお酒の話をちゃんとしなければなりませんね。

マイルドで飲みやすい口当たりが特徴のエールでクリーミーな泡を楽しめます。カラメルのような香りやクローブなどのハーブの香りがアクセント、飲むと麦の甘さとホップの苦味が口の中に広がります。後味はさっぱりとした柑橘系の酸味にわずかな苦味が短い余韻としてスッと消える味わい。

マイルドな飲み口がフィッシュアンドチップスとよく合います。

フィッシュアンドチップスといえばcod(タラ)かHaddock(コダラ)を使うことが多く、お店によってさまざまだと思いますが、専門店ですのでもちろんそれも選ぶことができます。天然ものにこだわっているようでメニューにも産地も合わせて表記されていました。コッドのがハドックより食感は柔らかいです。

Plaice(アカガレイ)、Dover Sole(舌平目)、Rock(小ザメ)といろいろ種類のありました。写真はSkate(エイ)のフィッシュアンドチップスです。カスべのフライって感じです。味わい深く美食家に好まれる品だそうです。

デザートにはクランブルをいただきました。イギリス起源のデザートで、果物等にぽろぽろっと崩れる細かい生地をのせて焼いている甘いデザートです。バニラアイスともにシンプルに。伝統的なイギリス料理を味わうことができとても幸せな食事でした。

それではまた次回!YouTubeもよろしくお願いいたします。