2021/10/28 19:00

ラフロイグ蒸溜所へようこそ。
今回は特別コースを申し込んだときの様子をご紹介致します。

このコースはラフロイグで使われている水源やピートを掘っているところに出向き、ハイキングをしてランチをとるという行事が盛り込まれていたのですが、あいにく天気が悪くランチは蒸溜所でとることになりました。外で食べるために用意していただいたお弁当をラフロイグ18年とともにいただきました。

スコットランドに来ておいてすっかり忘れていたのですが、スコッチエッグという料理がありましたね。ここで初めて本場のスコッチエッグをいただき、大変感動しました!

雨が少し止んできたので水源の近くのハイキングをする予定だった場所まで連れて行ってもらいました。雨が止んだとはいえ風が強くとても寒かったのを覚えています。

サーネイグ・バーンという小川を引き込んだキルブライド湖を水源としています。周辺の土地も蒸留所が所有しており水質保持には細心の注意を払っているそうです。

そしてここがピートを掘っている場所、ピートボグ(採掘場)です。
ラフロイグは独自のピートボグをも持っており、多量の苔が含まれていることであの独特な香りを醸し出すんです。

ピートカットのやり方をレクチャーしていただき、実際に体験さていただきました。
あれからもうすぐ10年、私がカットしたピートを使用したウィスキーが出てくるかもしれません。ロマンですね。

せっかく外に出られたので、この場でもラフロイグを飲ませていただきました。蒸溜所でのテイスティングもたまりませんが、その材料を掘っている原点のような場所で飲むウィスキーはまた格別です。LAPHROAIG Water to Whisky

ピートカットの他にも、フロアモルティングや燻すためのピートの投入など、本当にいろいろと体験さていただきました。大変貴重な経験となりました。

最後は数種類の樽のウィスキーを樽出しでそのまま飲ませていただき、気に入ったものを1つ選び持ち帰れるという。
なんとこれも自分で樽から出す体験をさせていただきました。

樽からウィスキーを抜いた後はちゃんと帳簿に付ける。
お酒を造っていると当たり前の作業なのですが、お客さんにもここまでやらせてくれるんですね。
なんだかすごくいい記念になりました。

また、ツアーに参加すると座標をもらえます。何桁もの数字の羅列です。そして各国の小さな旗がおいてあります。

つまりその場所はあなたの場所だから、あなたの国の旗を持って行ってそこにさしてってことみたいです。
地図アプリの使い方がわからず適当になってしまいましたが、ここがラフロイグの私の土地ですww