2021/10/22 19:00

ホテルでの仕事にもかなり慣れてきて、日々のアイラ島での生活も楽しみながらも仕事に勤しんでいたある日のこと。
シフトが珍しくランチで終わり、帰ろうかと思い支度をしていると、ホテルのバーで週末だけ働いているおばさまからお祭りに行こうと誘われました。
彼女はグレタ。ご年配の優しいおばさまなのですが、週末に仕事に出ると胸を強調したボディコン風の装いで色気むんむんで働いている魅惑のおばさまです。

連れていかれるまで全然知らなかったのですが、この日はアイラ島の地元民が賑わうお祭りの日だったらしく、多くの出し物にたくさんの人がアイラスクエア近くの広場に集まっていました。

スコットランドの牛と言えばスコティッシュ・ハイランド・キャトル。顔が半分隠れちゃうほどの前髪の長さ。
このもっさもさがかわいいんです。

移動遊園地やビニールハウスの仮設ショップ、様々な出し物もしていて、日本のお祭りとはまた雰囲気も全然違います。
また田舎で土地も広くとれるので、一つ一つが規模がでかいです。

窓付きの仮設テント。お花屋さんも大盛況。犬連れの方もいますね。
お店も少ない小さな島には、この日しか買えないようなものも多いのかもしれません。

こちらはお野菜コーナーでしょうか。玉ねぎの陳列の仕方がかわいい。

多肉植物の鉢植え。日本でいうところの盆栽みたいですね。

ここは年に一度の子供たちの発表の場なのかもしれません。この日のためにみんな頑張ってきたんですね。
親御さんたちも涙をこらえて温かく見守ります。

思いもよらぬフェスティバルに出会いに、地元の方の暖かさに改めて心を癒される1日となりました。
グレタありがとう。