2021/09/28 17:00
アイラ島初日の記事で記憶違いをしていることに気づいたのでその訂正から入ろうと思います。
ポートアスケイグからポートシャーロットまでのバス、ブリッジェンドでの乗り換えってのはあとからわかったことでした。
たしかバスはその主要道路の通りポートアスケイグからボウモアを経由してアードベッグの方に行くルートと、ボウモアからブリッジェンドを経由してポートウィームスへ行くルートの2ルートが主でした。ちなみに、ボウモアは町の名前なのですが、アイラ島の中では大きな町なので終点や始発のバスも多く、本数自体も少ないので最初調べたときはボウモアで乗り換えることになり、ブリッジェンドによってませんでした。
そう、私は初日に港に降り立ってその足で、ボウモア行きのバスに乗ることとなるのです!
改めて地図を見て、バスの時刻表をみて、驚きました。あの、ボウモアにいきなり行くのかと。そして先ほども言いましたが、ボウモアが町の名前ということに驚かされました。
ブリッジェンドを抜けると右手にインダール湾を望める海岸沿いの道を行きます。そして少し走ると町に入っていくのです。これはボウモアのメインストリートではありませんが500mほどで、一番お店や宿などが多いストリート(この先を曲がったメインストリートはこの半分くらいの長さしかありません)。
まっすぐな道の先にバスの中からでもボウモア蒸溜所が見えるのです。
そこでまた衝撃を受けます。ボウモア蒸溜所に日本の旗が掲げられている!ユニオンジャックとボウモアの旗と一緒に日本国旗が掲げられているのです!
おそらく衝撃で目をまん丸にしていたのでしょう。立っていた私の横の座席に座っていたおばあちゃんが話しかけてきました。
『あなたは日本人かい?』
『い、いえす。あいむじゃぱにーず。』
『日本人はすごいね。サントリーさんが来てくれたおかげでボウモアの町も盛り上がっているよ。日本人様様だよ。ホッホッホ』
え~~~~っ⁈ そうです。私は日本にいたころの勉強不足とイギリス移住後の情報収集の甘さから、ボウモア蒸溜所が今のビームサントリー社の所有だということを知りませんでした。まぁ知っていたとしても驚く光景ではありましたが。とにかくボウモアには日本国旗が掲げられている!そしてアイラ島の島民はみな日本人に感謝しているのです‼
バスはボウモアの入り口やこの広場がある十字路に差し掛かります。右に曲がるとすぐ海で堤防があります。
バスのルートはこれを左。ここがボウモアのメインストリート。丘の上の境界までの小さな坂道のストリートです。
この裏に住宅の並ぶ地域などが数ブロックはありますが、基本的にこれがボウモアという町のすべてといっても過言ありません。これがアイラ島の中心地ボウモアなのです。
世界の裏側の日本までその名を轟かせているボウモアの名、そしてアイラの名がこんな小さな田舎だったことに驚き。そしてその小さな田舎町の人たちが日本人を知っていて感謝さえしているという事実にとにかく衝撃を受けました。
この後ポートシャーロット行きのバスに乗り、アイラ島初日の記事に戻ります。